macrobiotic staff その1

「奇跡のリンゴ 」(幻冬社)2008/07/25発行NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」第35回で放映された*1内容に追加取材を加えたもの。津軽のリンゴ農家・木村秋則氏が、無農薬無肥料の自然栽培に成功した話。番組は観ていないが読んでみた。エンジンマニアな…

 「グリーンスネーク COME ON !」ショパン猪狩

前回紹介した「レッドスネーク COME ON !」の続編。東京コミックショウの誕生、活動の中心だったキャバレー回りを回顧する。「グリーンスネーク COME ON !」(三一書房)1992/09/30発行朝鮮戦争の影響で、進駐軍キャンプ回りの営業が激減。代わりに、キャバ…

 「レッドスネーク COME ON !」ショパン猪狩

D.A. Normanの「誰のためのデザイン?」(新曜社)を翻訳した野島久雄さんが、随分前に紹介していた本。ずっと読みたかったのだが、amazonではいつも在庫切れだった。「レッドスネーク COME ON !」(三一書房)1989/03/15発行「レッドスネーク、カモーン」の…

 「わたしの菜食生活 - Cruelty Free Life」秋田昌美

エコロジーな装丁デザインで微笑む秋田昌美。信じられない。「わたしの菜食生活 」(太田出版)2005/12/19発行そういえば、ここ数年Merzbowのライブを観に行ってない。観に行くとごぎゃぎゃごがぎぐおーな轟音で、ライブが終わって3時間位耳がおかしくなる。…

 ノーディスク・ミュージックガイド

「ノーディスク・ミュージックガイド」(ライブドア パブリッシング)2005/12/16発行iTunes Music Store(日本版*1)にある曲の中からミュージシャン、ライターなど総勢90人弱のガイド役が、「好きな曲」や「お題のジャンル」お勧めの10曲を紹介した本。この…

 「ダンボールハウス」長嶋千聡

建築学科の卒業論文のテーマは、路上生活者のダンボールハウス。「ダンボールハウス」(ポプラ社)2005/09/10発行という、ものすごいテーマを選んでしまった著者が2年9ヶ月に渡る調査結果をまとめた本。ハウスの住人達と「夜な夜な豚足を肴に酒を酌み交わし…

 星に願いを

日経新聞朝刊の一段コラム「春秋」、最近の話題はインフルエンザ インフルエンザの語源は「星の影響」 タミフルは八角に含まれるシキミ酸(shikimic acid)から合成する タミフル(Tamiflu)を開発したのはGilead Sciences Inc.*1 元会長がドナルド・ラムズ…

 「あなたのマンションが廃墟になる日」山岡淳一郎

「あなたのマンションが廃墟になる日」(草思社)2004/04/05発行NHK BS2の「週刊ブックレビュー」で以前*1紹介されていた。粟国島に行くフェリーで潮風に吹かれつつ読む。あるいは那覇から名護市に向かう高速バスで。マンションを購入。築三十年になって何と…

 「木馬と石牛」金関丈夫

「新編 木馬と石牛」(大雅堂 1955 / 岩波文庫)1996/10/16発行 丸谷才一が勧めていたので気になって数年前に購入した本。京都までの新幹線の往復でやっと読み終わった。神話・説話の比較研究に関する小論集。表題作『木馬と石牛』は、『トロイの木馬』*1に…

 「はてなの本」田口和裕、松永英明、上ノ郷谷太一

「はてなの本」(翔泳社)2004/08/06発行 5月にフィンランド料理屋「kippis!」で呑みつつ、Net Travellersの新企画でid:mohriさんとid:tagkazさんがこの本を鋭意製作中らしいという話題になり、どうもうちらもはてなを始めんといかんのではないかという話に…

 モブ・ノリオ『介護入門』

読書は元々興味はあるけど苦手で、芥川賞ものは町田町蔵が取ろうが(石原慎太郎激賞)、綿矢りさが取ろうが手に取る事は無かったのだが、最近何となく読書づいているので今度はなんか読めそうな気がして買ってみた。介護は、無職ながら30目前の主人公が全生…

 「ニート」玄田有史、曲沼美恵

「ニート フリーターでもなく失業者でもなく」(幻冬舎)2004/07/10発行 2003年第1四半期において、義務教育の終了した15歳以上25歳未満の若者1500万人弱のうち、 就業者 573万人(正社員、パート、フリーター) 失業者 72万人(仕事を探していて、仕事があ…

 「残光のなかで」山田稔

「残光のなかで 山田稔作品選」(講談社文芸文庫)2004/06/10発行 山田稔は、京都大学教養部でフランス語を教えていた先生で、小説家。 森毅の対談集「世話噺数理巷談(さろんのわだいにすうがくはいかが)」(平凡社・絶版 ※)で対談を読んで興味を持って、…