ろっか・ばい・まい・べいびい 後編
小悪魔ageha 2月号をみんなで見る。
特集「第一章 地元ちょうちょの日常 - そこは冷たい灼熱 -」
地方都市で働くキャバ嬢の悲哀。
- 2人目の子供を妊娠して引退。旦那は元暴走族、今は真面目に鳶職。
- 母と一緒に飲み屋を開く資金を貯めている。でも1年前、母親がC型肝炎。
- 服役中の彼と入籍。
- 大学3年生でラウンジのママ。
- 不景気で客が入らないので、寒い中表でビラ配り。
- キャバで働きながら、建築CADの仕事も続けている。
特集「第二章 歌舞伎ちょうちょの憂鬱 - 私たちの狂った計算 -」
- 6年前は客単価10万は当たり前だった。「今は単価2万でも安いとか言えない。」
- 「昼キャバの客にはお年寄りも結構多い。」「おばあちゃんが死んでさびしくて」・・・
特集「デカ目特訓ゼミナール」
「目頭や目尻の微妙な上げ下げで理想に近づけるんや♥」「シャドーを塗ったらアイトークを少しつけんねん」。なにこの関西弁。関西弁のモデルさんが異常に多い。編集部は神楽坂にあるみたいだが。モデルさんの写真は、ことごとくPhotoshopでレタッチして美肌加工してある。ベタ塗り。目とまつ毛とアイラインが真っ黒。ずっと写真を見ているとなんか怖い。本当に人間? 小悪魔って書いてあるけど。
- 並行二重
「瞼にアイテープを貼って溝を広げる」。スコッチテープで自作する人も。
「二重定着液を塗って固める」。最後にヘアピンで瞼を食い込ませて仕上げ。 - Wアイライン
二重を強調するために、瞼にもアイラインを引く。 - カラーコンタクト
トドメに、カラコンで黒目を巨大化させる。
通販
- メガギガG 4,179円
「☆日本初☆これ1箱で人工乳腺が約150cc分!いざ憧れのバク乳へ」 - ブライダルレッドドロップ 4,179円(ニキビやアバタを消す)
「皮膚移植手術級☆紅い雫があなたを救う!」 - PuchiFit 3,129円
「誰にも相談出来ない凹んだ陥没乳首を優しく吸引☆」
画像:Sakuramochi by Rokkatei
ろっか・ばい・まい・べいびい 前編
何かみんな飲みに行くみたいなので、横浜に集まる。横濱Cheersへ。フードメニューは新年5日から。今日だけ食べ物持ち込み可。近くのコンビニで、ジャパンフリトレーのわさびマニア(刺激わさび味)など調達。小悪魔agehaも置いていたので調達してみた。小悪魔ageha持ち込み可。
北海道土産の六花亭季節限定さくら餅。白と赤の2種類。赤の色は、天然素材にこだわってビーツ(ビート)を使って出している。このさくら餅、塩味が強めだが、この塩味は甘みを強調するというより、味全体に深みを与える方向に効いていて美味い。大人の味だ。
昔のメロディーくちずさみ ろっかばいまいべいびい 六花ばいまいべいびい
塩漬け葉っぱに身をつつみ 六花ばい米餅びい
BS特集 人類はがんを克服できるのか
今日のお雑煮は会心の出来。昨日よりだしを濃いめにしたのが良かったみたいだ。
テレビを点けたら、たまたまやっていた番組が異常に面白かった。去年放送されたNHKスペシャル「がん 生と死の謎に挑む」の内容に加えて、番組内に収まりきれなかった取材内容を追加した
BS特集 シリーズ立花隆 思索紀行 人類はがんを克服できるのか
の全3話連続再放送。見始めたのが第1話の終盤で、第2話と第3話はちゃんと観た。第1話もちゃんと観たかったので、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに登録してみる。古いMac miniにWindows7 RCをインストールしていたので助かった。24時間レンタル(?)で315円、意外に高い。NHKに足元見られてるな。
とにかく、転移させない事。
抗癌剤が癌細胞に届かない。
癌細胞は血管内皮細胞増殖因子(VEGF*1)を分泌する事で、通常の血管より細い血管を、癌組織内に細かく張り巡らせる。この血管には血液が充分に行き渡らないため、抗癌剤を奥の方に送る事が出来ない。抗血管新生薬を使うとVEGFを抑える事は出来るが、確かに細かい血管は出来なくなるものの、中途半端に太くなった血管にはもう効かない。そのうち、癌細胞はVEGFと同じ作用を持つ別の物質を出す様になる。
癌細胞は移動して隠れる。
HIF-1と呼ばれる低酸素誘導因子*2蛋白質は、正常な細胞の場合、酸素で分解されてしまって細胞内に残らない。ところが、癌組織の様な血液が余り行き届かない所では、HIF-1が細胞内に貯まってしまう。すると細胞は新陳代謝の仕組みを変えてしまい、低酸素で死ななくなる上に細胞の移動能力が上がる。これにより、癌の浸潤、転移が始まる。
HIF-1は、数百の遺伝子の制御に関わっており、その中には生命維持に必要なpathwayもたくさんある。例えば、初期段階の胎児は血管がなく低酸素状態にあるが、その際にもHIF-1が重要な役割を果たす。HIF-1を阻害してマウスの癌を無理やり消して喜んでいたら、実は正常な細胞もやられている事が。
また、癌は免疫システムを悪用する。癌細胞がサイトカインを分泌して「炎症が起こった」という嘘の情報を流すと、マクロファージ、好中球、リンパ球といった白血球や樹状細胞などがすっ飛んできて、VEGFやプロテアーゼなどを分泌する。細菌などの異物はそれで駆除出来るのだが、癌の場合、周囲の細胞が壊されて癌細胞が移動しやすくなったり、血管が成長して癌組織の成長を促されたり、良くない方向に作用する。
癌細胞(例では白血病?)は、正常細胞の組織に簡単にもぐりこめる上に、正常細胞から栄養を供給されてもらえる。転移先の組織に癌細胞がもぐりこんでしまったら、血液検査にひっかからなくなる。
同じ癌でも、異常遺伝子は人によってばらばら。
癌ゲノムプロジェクトというのが始まって、50種類の癌に対して1種類500人以上サンプルを集め、全部のDNAで塩基配列解読を行っている。現在までに得られている結果でも、同じ乳癌なのに、患者によって遺伝子異常の場所と数が全然違う事が分かっている。同じ癌でも、遺伝子異常の細かいタイプごとに、別々の抗癌剤を開発しなければいけないかもしれない。下手すると患者一人一人ごとに。
かしゆか誕生日
天皇誕生日なので、例年のごとく宴会。家でゆで豚とおでんを作って持っていく。この炊き出しっぷりは、まさに石原軍団。石原軍団が到着すると、MX TVで元祖天才バカボン。昔、「天才バカボンに比べて画が手抜き」と思っていたが、今見るとかなり手が込んでいる。手描きで味があるし。
志太泉 純米生原酒 蔵出し濁り酒
意外な事に、味が軽めのブルーチーズによく合う。Laqueuille社、La Méméeブランドのbleu d'Aubergne。
「日本酒の基礎知識(食の教科書)」(枻(えい)出版社)
お薦めの日本酒に定番のブランドが全く無いという、上級者向けセレクション。
Gouten Carolus Easter
「1年前に買っておうちのワインセラーで保存した瓶」と「最近買った瓶」との比較。1年熟成させるとどのくらい味が変わるのか、を飲み比べるガチンコ対決。ラベルを良く見てみると、2本とも全く同じ時期の製造だった。結局、「家のワインセラー」と「メーカー・流通の保管庫」の飲み比べに企画変更。
Chimay 2002年/2003年/2004年
温度を下げた冷蔵庫でビールを保存するのは良くない事が判明。
鶏丸焼き
ナイフで切り分け担当。熱い上に、手羽の肉が削ぎきれない。切り分けが不完全燃焼。みんな骨際の肉ばかり食べて、バルクの部分を食べない。