SIGGRAPH Asia 2009
パシフィコ横浜まで出かけてみた。SIGGRAPH Asia 2009。展示会入場券1,000円とエレクトロニック・シアター2,500円。Animation Theaterの「Monster」セッションを観に行ったら会社の人に遭遇。会社がフルカンファレンスパスを出してくれたらしい。
『Peeping Life: 下着メーカー営業マン』(森りょういち / CoMix Wave Films)
劇団の役者による即興芝居をビデオに撮影し、CGで作り直す試み。ツッコミに怯みながらも、アドリブのままつじつまを合わせて、しかもちゃんとオチまで付けてしまった。俳優さんすごい。とても面白かったが、何故これが「Monster」セッションにあるのか。モンスター関係ないし。このシリーズ、DVDが出ている。
大ホールのElectronic Theaterへ。
『Pigeon: Impossible』(Lucas Martell)
一番面白かった。もう最高。間が完璧。CG技術的には平均的なのかも。
『Assassin's Creed 2』(István Zorkóczy/Digic Pictures)
Best Technical Awardを受賞。途中まで実写合成だと勘違いしていた。仮面舞踏とか完全に実写に見えた。素顔の女性が出てきて、やっとCGだと判明。女性だとさすがに肌の質感とか体の造形でわかる。ここまで高い完成度だったのに、後から出てきた主人公がどう見てもCGにしか見えない造形だったのでがっかり。
『Divers』(Paris Mavroidis/Pratt Institute)
かなりツボ。ポスターデザイン調。
他に気に入ったのは、
- 『Dim Sum(点心)』(Jin-Sop Kum*1)
- 『Audi 'Unboxed'』(Russel Brooke, Aaron Duffy)
- 『AMF Caterpillar』(Filip Engström)
- 『Peeping Life: おでかけバカップル』
- 『Industrial Light & Magic (ILM) Evening Theater Reel』
- 『19th Cartoon Forum (2008 Ludwigsburg) Trailer』
(Regina Welker, Max Lang/Filmakademie Baden-Württemberg)
画像:SIGGRAPH Asia 2009, Pacifico Yokohama, Yokohama, Kanagawa, Japan / Dec. 19 2009
*1:금진섭(?)/琴鎭燮(?)
フルボトル・ジャケット 後編
嫌々虎ノ門に来たものの、ビールと料理は素晴らしかった。特に大瓶のビール。
- La Mère Noël 生(Huyghe醸造所)
- Caves(Verhaeghe)
- Gulden Draak Vintage Ale 2009 (Van Steenberge)クリスマスエール
- St. Bernardus Christmas Ale(St. Bernardus)
- Nostradamus(Caracole)
- V cense(Jandrain-Jandrenouille)
Cavesは「Duchesse de Bourgogne」と同じ醸造所で、同じレッドビール。かなり酸っぱいけど、じっくり飲むとシャンパンみたいにさっぱり甘くておいしい。
「ノストラダムス」は名前のゲテモノっぷりが素晴らしいが、今日の750ml瓶は妙にいい出来。今日のはいつもより美味かったらしい。Rochefortかと思う様な、香り高く、且つ、すかっと爽やか濃厚系。
V censeは、今日一番気に入った。Delirium Tremensの生をちょっと甘めに、かつまろやかにした様な美味さ。ただ、ボトルのジャケがダサすぎる。ジャケというかラベルの絵というかエチケットというか。「フランスのプログレ系ジャケ」「ギリシャのプログレ系ジャケ」「ジャーマンハードロック」「Jean Michel Jarre」と色々な説が出たが、
辺りも選考対象に。
フルボトル・ジャケット 前編
仲間内の忘年会で、虎ノ門のデリリウムカフェ・トーキョーへ。正直、赤坂のデリリウムカフェ・レゼルブにしたかったのだが、赤坂は「バブルな会社が忘年会のため貸切にした」ため予約出来なかったらしい。迷惑な会社だ。虎ノ門を避けたい理由は、交通アクセスの
ベルギー・ブリュッセル本店より飛行機を乗り継ぎ約15時間
というのが異常にむかつくから。ふざけんな、馬鹿。
デリリウム・カフェは現在、「ベルギー」「スウェーデン」「イタリア」「フランス」「日本」に展開しているらしいが、詳細がよく分からない。本店以外は直営店ではなくてフランチャイズだと思う。以前本店に行った時、店員さんが「やりたいって人がスウェーデンとアメリカにいて、準備中。」と言ってたけど、アメリカは結局ぽしゃったのか。ちなみに本店は、世界のビールが2,000種類以上置いてあるというゲテモノっぷりが素晴らしかった。
レユニオンをフランスっていうのは大雑把すぎ。この感覚にはついていけない。そりゃフランスっていえばフランスだけどさ。レユニオンって「南半球」「アフリカ」「マダガスカルの東500km」「モーリシャスの近く」。レユニオンのどこにあるのかは、googleを駆使しても微妙に分からない。
36 Boulevard Hubert de Lisle(Delisle), Saint-Pierre, Ile de la Réunion
と書いてあるが、
36 Rue Hubert Delisle, Le Tampon, Saint-Pierre, Ile de la Réunion
の方がGoogle Maps的には正しいのではないかと思う。
id:flying-dinghyの思い出(6)
会社の帰り、後輩が車で送ってくれた時に、カー・ステレオに入っていたCDを貸してくれた。正確に言うと、『要らない』と言っているのに無理やり押し付けられた。盤面は傷だらけで、CDジャケットも無い。
そういう訳でid:flying-dinghyが来た時、家には竹内まりやのアルバムがあった。CDの表には「MARIYA」という文字が。
「何このCD。」
『竹内まりや。』
「お前が竹内まりやなんか聴くわけがないし。」
『竹内まりやだって。』
「どうせまたインディーズのマリア観音とか聴いてるんだろ。」
『聴いてみる?』
♪ 恋すーるーには遅ーすぎーるとー 言われーる私ーでーもー*1
「こ、これは・・・」
『マリア観音、どう?』
「マリア観音ってなんか竹内まりやに似てるね・・・」
画像:「This is it」 / Oct. 31 2009