かいどうをゆく その8

金刀比羅神社 表参道

参道の階段にさしかかると両脇には土産物屋が並んでいる。天井が低い割に、売り場の面積は意外にゆったりしている。土産物屋に森の石松人形。清水次郎長金比羅さんで鯱鉾長兵衛の仇討ちを祈願、成就なって穂北*1の久六(八尾ヶ嶽宗七)を討ち果たし、お礼参りに森の石松を代参させた。石松は帰り道に鮨を食って斬られる(要約)。

「石だん百段目 百段堂」「168」「おみやげ うすき 222段目」「ここで二九四段目 御本宮まであと四九一段 / 五人百姓 笹屋 箸方久太夫」。看板で教えてくれるのはここまで。365段目、大門に到達。大門までは駕籠に乗って来る事も出来るが、上り5,300円、往復6,800円。ここまで駕籠で来たとしても、本宮は420段先の遥か彼方。

境内

道の脇には寄進された石灯籠、更に奉納金の石碑がずらりと並ぶ。

「金壹百萬圓」「金壹百萬圓」「金壹百萬圓」

の石碑の中に「金壹百拾貳萬圓」がまぎれていて、12万円分だけおしゃれ。最近奉納されたものは「金貳百萬圓」「金参百萬圓」が混在しているが、石灯籠の裏にあって参道から隠れているのが悲しい。表書院で円山応挙などの襖画。ガラスが光を反射して見づらい。誰かモスアイ型無反射フィルムを寄進してくれないかな。書院を過ぎると石碑の金額もアップ、「金壹封」石碑も出てきて金額が謎だ。

本宮

階段がきつくて腰が痛くなってきた。昨日のサイクリングのダメージが。百度石の亀。金比羅さんでお百度参りって何それ。758段目で本宮。幸せの黄色いお守り、800円。大漁旗や船の写真が奉納してある。金毘羅宮が海の守り神である理由は、色々説がある様だ。本宮の更に先、1368段目には奥社もあるが、そこまで行く体力が無い。

琴平、こんぴら温泉郷

灸まん本舗石段やでホットコーヒー。灸まんは、味も形もひよ子そっくり。皮の味が若干、千鳥饅頭入っているというか丸ボーロ系。琴参閣日帰り温泉1200円。歌謡ショーに出演したゲストのサイン。さすがに琴平だけあって、宮路オサム、宮史郎、岸千恵子、美川憲一と超豪華ラインナップ。

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*1:保下田