第53回椿まつり開催中 その3

毎度皆様〜お馴染みの〜 名付けて玉川カルテット
歌に笑いに浪曲に 何は無くとも四人して〜
今日も元気〜ぃで〜 ああんあーあん ああ あああー 努めましょ

波浮港見晴台

港が一望できる。海は深い青で穏やか。観光客はみんな、『アンコ椿は恋の花』歌碑の前によってたかって記念写真を撮影。1964年のヒット歌謡曲都はるみアンコ椿は恋の花』は伊豆大島ご当地ソングで、冒頭の歌詞には波浮港も登場する。

三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮港

都はるみの唸るこぶしは表現力豊かで、子供心にも

あんこ便りは あんこ便りは ああん ああん ああんああ 片便り
うんこ うんこ

圧倒的な腹筋パワーでぶりぶり快便、便器で踏ん張る姿がまぶたに浮かんだ。波浮港のご当地ソングといえば、1928年の流行歌『波浮の港』(作詞:野口雨情、作曲:中山晋平)も有名なのだが、この見晴台には全く登場しない。川端康成伊豆の踊り子」には波浮港に住む旅芸人一座が登場する、というのにこの見晴台ではさっぱり。

秋廣平六翁之像。秋廣平六は、1757年上総國(千葉県中南部)の生まれ。1791年に波浮港造成工事の着想を得る。幕府に願い出て1800年(寛政12年)3月に着工、翌年開港した。元々この辺りは陸地で火口湖だったが、1703年の元禄大地震で大津波が発生、南の火口壁が崩壊して海と繋がった。

秋廣平六のブロンズ像は片足を上げながら左手を掲げ海を一望、右下を指差しているが変なポーズ。セクシーな腰つきがヤバい。ファンキーダンシングでヒッピーヒッピーシェイキン。

その1 2  写真

画像:Akihiro Shakin' Heiroku, Habu port, Izu Oshima, Tokyo, Japan / Mar. 01 2008