松濤二十訓 その2

建長寺つづき

法堂(はっとう)

特別公開中。「雲龍図」は、天井画が無かったので10年前に描かれた。龍の真下で手を叩きたい所だが、残念ながら鳴き龍じゃない。絵としては、鳴き龍の素質は充分あると思う。壁には、緑、黄、オレンジ、白、小豆の吹き流しの様な色をした垂れ幕。魔除けなのか。

回春院

行かなかったが、名前が気になる。妙に煩悩に満ち満ちてやしないか。お疲れ気味のパパがサウダージリビドーで悶絶。実の所、初代住職(開山)の蘭渓道隆の言葉、

深山幽谷の面々は春に廻る

から名前を取っているので、特にEDとは関係ない。残念。

半僧坊

長い階段を上ると十匹以上の烏天狗が襲ってきた(こない)。鎮守の半僧坊。神社のようなもの。半僧坊権現は半僧半俗の白髪の老人で、・・・ちょっと待った。半僧半俗ってどんな姿だ。

ボラットV字ビキニ*1に、シースルーの法衣

聖俗うんぬん以前に危ない。実の所、僧侶姿の鼻高天狗という事らしい。

*1:MANKINI = 男性用ビキニ