鳴きの龍 第二話

東照宮 神厩舎、上神庫

10時から12時まで白馬「光波号」が出勤。猿は馬の健康安全を守る、という言い伝えがあるので、長押(なげし)の欄干に猿の彫刻が色々。「見ざる、言わざる、聞かざる」もいた。上神庫には狩野深幽の象。不気味な彫刻だが、象を知らずに想像で描いた割にはいい線突いているんじゃないか。結構惜しい。「光波号」は12時になったのであがり。

本地堂(薬師堂)

本地仏薬師如来を祀っている。

内陣天井の大蟠龍は、「鳴龍」の名で有名。

手を叩かないでください

えええええ?そんな〜?!叩きたい〜!!!

  • お坊さんが拍子木でデモンストレーション。
  • 龍から離れて拍子木を叩くと「ちょーん」
  • 龍の真下で叩くと「ちょんよんょんよ〜〜〜ん」
  • 共鳴が良く分かるのはいいけど、しかし。
  • 龍の鳴き声なんだから「ちょーん」は無いだろ、「ちょーん」は。

本尊が薬師如来なので、当然の様に両脇に日光菩薩月光菩薩がいる。本地堂は更に薬師十二神将を祀っている。八体仏もそうだが、この十二神将も干支の守護神となっているので、その辺の事情もさっきの所にまとめておいた。

g:phobos:id:plank:20071104 参照

*1:おだいのかた、1528-1602

*2:天皇の祖先、というのがミソ

*3:天台密教の本尊

*4:密教の最高仏