11月まで待てなかった(中)

向島〜浅草

京島に行こうと思っていたが、地図を見たら向島から浅草まで歩いて行ける事が判明。

志゛満ん草餅で和菓子を食べようと思ったら、食べるスペースが無い。水羊羹、栗きんとんどら焼き、草餅を持ち帰り。食べたいので歩きながら水羊羹を食べる。インド人だってみんな手で食べているんだ。水羊羹も手で食べているかは微妙。無茶苦茶うまい。栗きんとんどら焼きは、きんとんの部分だけ食べてしまうと、味がスポンジ生地の皮と同化してしまっていてパンチが足りない。中心部の栗ごと食べると、きんとんが引き立つ。
長命寺桜もち、吉備子屋、カド、全部閉まっていた。月曜日が休みの店が多い。唐変木庵で凧を見る。数センチの小さな凧が3500円。骨組みもちゃんと円筒状に湾曲していて凝っている。「やってみると分かるけど、ちゃんと揚がりますよ」『えっ?』「揚がらない凧は凧じゃありませんから」

か、かっこいい〜

もっと小さなミニ凧も売っている。「大体、1cm位の凧だったら揚がりますから」「1cmより小さい凧だと、いい糸が無くて凧が糸に負けちゃう」こんなのもある、と言って1mmの凧を見せてもらう。和紙の毛羽立ちがでかくてモコモコ。凧に見合った糸さえあれば揚がるとか言うんじゃないだろうな。針の穴と比較。

「最近は凧買ってくれる人が少なくなってね、家紋凧が元々本業なんだけど」「家紋凧は家の新築の時なんかに作る」「ミニチュア凧は手間ばっかりかかる割に儲けにならない」そうは言っているものの、細かい仕事が好きな自分が満更でも無さそう。
http://takoya.ld.infoseek.co.jp/

料亭櫻茶ヤの辺りから三味線が聞こえてくるが、まだ時間が早いせいか町中では芸者さんの姿を見かけない。神社を少し見たら隅田川を渡って浅草へ。ちょうど16時で、浅草文化観光センターのからくり時計が動き出す。雷門、仲見世通りを通って浅草寺合羽橋にも行ってみよう。八ツ目製薬の直営店、八ッ目鰻本舗を見かける。巣鴨では食べられなかった八ツ目の蒲焼き*1が、ひょっとしてここなら食べられるかも?

*1:id:plank:20060617:cannot_w8_lamprey