Summer Sonic 2009 3日目 その2
The Vaselines
伝説のアノラック系バンド、まさかの再結成、まさかの初来日。Eugeneは、毛が薄くなってきてついに短髪に。始まる前はEugeniusみたいなゴリゴリの音でやるんじゃないか、と嫌な予感がしていたが、予感は大外れ! ガレージ・サウンドに、ゆるゆるのボーカル、カントリーフォークやブルースの牧歌的なメロディ。CDで聴いていたアレンジそのままでやってくれた。もう最高!
『Molly's Lips』で、Teenage FanclubのNorman Blakeが、クラクションのラッパをパフパフ鳴らすだけの為に駆り出された。日本に着いたら(大阪で?)ラッパが壊れてしまって大変だったらしい。新しいラッパのパフパフは、ちょっと音が高すぎ。1曲1曲は短いので、CDの曲は殆ど演奏したんじゃないだろうか。
Frances:「この後のビヨンセ、観に行きたいなーと思ってるんですよ。実は2人ともビヨンセが大好きで。」
Eugene:「結婚してえ」
Teenage Fanclub
「Hello, Chiba.」。やっと幕張を千葉と言ってくれる人が。Norman最高。
Teenage Fanclubは「Bandwagonesque」(1991 Creation)までしか聴いていない。今回のステージはその後のフォーク路線の曲ばかりだったが、その辺の路線には興味が無いので、おっちゃん正直つらかった。終盤にデビュー曲の『Everything Flows』と、最後に『The Concept』を演ってくれたのはおっちゃん嬉しい。やっぱ、Teenage Fanclubはこの時代が一番好きだ。
Sonic Youth
Sonic Youthを観るのは実は始めて。2001/03/23にLee RanaldoとChristian Marclayのデュオを、吉祥寺Star Pine's Cafeで観た事があるだけ*1。演奏は、1曲目からアップテンポでタイトに締まったソリッドな演奏でびっくり。Sonic Stageのサウンドエンジニアは今回気合いが入っていて、音のバランスは完璧。アップテンポな曲が続く。らしくない。予想外だ。
The Vaselinesの後は人が多くなって来たので、最前列付近から後ろの方に避難していた。Sonic Youthの演奏が始まる頃には、いつの間にか周囲に背の高い奴ばかり来ていて、全然ステージが見えない。Sonic Stageにしては例外的に音が良かったものの、もう少し大きな音で聴きたい。正直、なんでMountainかMarineにしてくれなかったんだろう。その辺が不満のまま、早めに切り上げてBeyoncéを観に行く。