梅二題 その2

上行寺(日蓮宗

おどろおどろしい看板が妙に気になるので行ってみる。上手とはいえない字で勢いよく

「薬師 瘡守稲荷 厄除 不動尊
「癌除  瘡守様はおできの類・諸病一切の救護神です
「身がわり鬼子母神 番外札所 千手観世音」
日蓮宗 身延山 お手引き観音 開運厄除祖師 上行寺」
日蓮大聖人弘教の霊場

文字が過剰で、左翼の立て看状態。門の裏には「左甚五郎作の龍」。本当に左甚五郎か良く分からないが、頭部の出来はいいと思う。瘡守稲荷は、

  • 真っ赤な色の、虫の様なシンボルマーク
  • 夥しい数の、キツネの置物
  • ひたすら文字過剰の看板群

で病気も思わず腰が引けてしまう位、強力な怨念が渦巻いている。とんでもなく効きそう。

瑞泉寺臨済宗

門を入ると、参道手前に梅いっぱいの庭。日当たりも良く、梅も見事。梅を観るなら最初にここに来れば良かった。参道を上がった本堂の庭園にも梅、梅、梅。水仙もまだまだ咲いている。

画像:Kasamori Inari Shrine, Jougyouji, Kamakura, Kanagawa, Japan / Mar. 08 2008