へへへ へへへへへ その8

ザ!鉄腕!DASH!! 秋の2時間スペシャ

ついつい見入ってしまう。缶蹴りも面白かった。ちょっと考えると、TOKIO側に常にカメラマンが張り付いている状態で、既に缶蹴り鬼ごっこは哲学的に成立しえない気がする。でも、そこは構成作家による宇宙の意思で立派に文学として成立。

魚屋酒家たこ

新町通りの先、県道16号から一本裏の道へ。通行人はまばらで、「キャバクラいかがですか〜」「おっぱいパブ」「メイド居酒屋」の呼び込みだらけ。振り切る。折角振り切ったけど店が見つからない。6バックの超守備的布陣の呼び込みの中へ。見つかった。「魚屋酒家たこ!! 青森本町店」「魚屋さんが始めた居酒屋」。プレミアムモルツの生。

海に住む甲殻類でありながら、その美しさから源氏物語にも登場するフジツボ。塩ゆでだと思うが、ホイルに入ってきたので酒蒸しかな? 焼売くらいの大きさ。殻の蓋になっている爪(またはくちばし)を引き抜くと、黄色がかった丸い玉。薄い皮の中に汁が詰まっていて今にも破れそう。ぼよぼよでほよほよなぽよぽよの玉を、ふるるんと食べる。

温泉卵の食感のウニ! ウニ味の温泉卵! 何これ。

継母でありながら光源氏から慕われ、冷泉帝を身籠る事になる*3のも納得の旨さ。後に残った汁はすこし酸っぱい。他の店だとフジツボ一個450円位するが、ここのは意外と比較的わりとけっこう安い。サンマの刺身も脂がのっていてとろける旨さ。弘前の地酒、豊盃の特別純米酒。さらに菊駒(酔)大吟醸

豊盃(ほうはい)〜、豊盃〜、しごーとが好きー*4
ひゅひゅひゅ ひゅひゅ ひゅひゅひゅ
豊盃〜、豊盃豊盃豊盃〜

津軽の地酒と郷土料理 いず味

酔っぱらっているが、もう少し食べたいのでもう一軒。お通しで、ベースが澄まし汁系の豚汁。お通しのレベルが高すぎ。青森名物、帆立貝焼き味噌。「帆立貝柱」「きのこ」「葱」の卵とじが、帆立の貝殻の上でぐつぐつ。出汁が効いていて、味噌は隠し味程度にしか使われていないが、この薄めの味噌が味を引き締めている。お勧めのじょっぱりを呑む。津軽弁のイントネーションは、妙に琉球弁に聞こえる。隣のお客さんからGODIVAのチョコレートをもらう。

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画像:the super delicious barnacles, Aomori, Aomori, Japan / Oct. 07 2007