イカ釣り船に米を鬻ぐ その3
呼子朝市
唐津駅前のベンチで、鉛筆と新聞とオヤジが唐津競艇場行きのバスを待っている。昭和バスの波戸岬行き、日曜日は1日2便しか無い。唐津駅発のバスは異様に少ないが、駅から歩いて5分の大手口ターミナルからだと多少多めに出ているらしい。今回、海岸沿いのルートではなく菖蒲峠経由のルート。45分で呼子へ。霧雨が降ったり止んだり。
日本三大朝市に数えられる水光呼子。三大朝市といえば、
石川「輪島」、岐阜「高山」、千葉「勝浦」
よ、呼子は? 勝浦の代わりに呼子を入れる事もあるらしい。立ち並ぶ露店には、近隣で取れた海産物が並ぶ。イカ、ウニ、サザエ、鯵、アラカブ(カサゴ)などなど。呼子はかつて鯨漁業で盛えていた。現在でも鯨の蕪骨*1の粕漬け「松浦漬け」が名産。朝市で、鯨カツを売っている屋台を見つける。
脳内Jon Andersonと一緒に鯨カツを食べながら。