Chocolate Kings
イラン中部のオアシス都市で、「イランの真珠」と讃えられるエスファハーン。サファヴィー朝*1時代、アッバース1世によりガズヴィーン*2からこの地へ遷都が行われ、彼の治世の下で繁栄を極めた。
世界文化遺産に登録されているイマーム広場には近世イスラム建築の粋を集めたモスクや宮殿が建ち並び、「エスファハーンは世界の半分」と謳われている。
اصفهان نصف جهان*3
Esfahān nesf-e jahān(エスファハーン・ネスフェ・ジャハーン)
lonely planetによると、これは16世紀のフランスの詩人Renier(多分Rénier:レニエ)の言葉で、イマーム広場の別名、ナグシェ・ジャハーン*4という名前にインスピレーションを得て出来たフレーズらしい。
それって駄じゃれですか?
googleで調べてもRenierについての情報はそれ以上見当たらない。
遷都は1597年なのでガセネタかも。
エスファハーンと表記される様になったのは多分最近で、以前はイスパハンと呼んでいた。澁澤龍彦の本でもそうなっていた記憶があるが、現在「イスパハン」で検索すると、ピエール・エルメのケーキが大量にひっかかる。
http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20040813A/index2.htm
ピエール・エルメは英語の先生(三代目)が絶賛していた。お勧めは
とかいうので、「国連大学の隣、国連大学の隣」とぶつぶつつぶやきながら買いに行った事がある。手書きで描いたケーキの図を見ながら2個買った。
- キャレマン・ショコラ(Carrément Chocolat)
- プレジール・シュクレ(Plaisirs Sucrés)
悪いけどキャレマン・ショコラは大絶賛させてもらった。濃厚なチョコレートと濃厚なチョコレートと濃厚なチョコレートのからみが濃厚。
今年のゴールデン・ウィークはヤズドとイスパハンへ。