さんざし餅

山楂餅が切れた。もっと買っとくんだった。

山楂饼(shān chá bǐng)は中国のお菓子。外装の紙は派手な色使いで、花火とか爆竹系の色だ。14gの花火が10個入って100円。花火の中には、練り物を固めて作った薄いコイン状のペレットが入っている。

最初食べた時、『杏?』と思ったが原料は山楂子(さんざし)。甘酸っぱい。意外に酸味が強くておいしい。食感は若干ねっちりしているけど、日本語でいう餅ではない。googleで調べると「中国では駄菓子の定番といわれるくらい子供に好かれている」。酸味強めで大人の味という気も。「金属のような味がするような・・・」気持ちは分かる。

最近、果物は酸味が無いと物足りない。Tropicanaのジュースだったら「シトラスブレンド」、napoliのシャーベットなら「カシス」「シークヮーサー(限定品)」。ひまわり印*1の山楂餅は、酸味果実系食品の系譜にまた一つ新たな伝説を付け加えた。

*1:葵花牌 山东省食品进出口公司