ぎりぎりワラサ

晴れ。インドゾウのウメ子さんが亡くなったので、小田原へ。

箱根湯本

駅前にある「湯葉丼 直吉」に結構な行列が出来ている。並んでみた。暖簾の中に入るのに30分。階段を上がりきって、やっと店に入れると思ったら、右手にまた階段があった。ひどすぎる。折角ここまで来たので、もう後に引けない。結局全部で1時間待ち。

湯葉丼は、カツ丼のカツがなくてその代わりに湯葉が入っている。湯葉、ミツバ、だし入り卵とじ。薄味でおいしいが、1時間待つと分かっていたら入らなかった。店の外に出ると、菊川商店の店頭で箱根まんじゅうを焼いていた。バラ売りで売ってくれるので、1個だけ買って食べる。70円。

http://www.youtube.com/watch?v=TSnLST7ZHr4

早雲寺に行ってみる。あじさい橋(ほまれ橋)を渡ると看板があって、

(左) 郷土資料館経由

(右) 近道 健脚向き(Steep)

健脚向きの方に進む。Steepって書いてあったけど、容赦なくSteepだった。登るのがつらい。行くのは大変だったものの、早雲寺自体は「生えている木が異常にでかい」「庭全体に苔が生えている」以外、特に印象無し。違う季節に来ると、苔がきれいなのかもしれん。帰り道も「近道 健脚向き(Steep)」を通る。湯本富士屋ホテル内にある「湯処 早雲」で温泉に入る。1,800円。露天の檜風呂。

小田原城址公園

小田原城址公園のインドゾウ「ウメ子」は、九月十七日未明亡くなりました(推定六十二歳)。これまで皆さまにかわいがっていただき、ありがとうございました。

天守閣の方へ。ウメ子のいた園舎には、花が飾ってある。園舎の前には、献花台と記帳台が設置されている。献花台には花以外にも、千羽鶴、バナナ、リンゴ、コッペパン、ジャガイモ、ミネラルウォーター。ウメ子がいなくなったので、この動物園も廃園になるという話。せっかく小田原に来たので、ういろう城に寄って小豆ういろうを購入。

昭和酒場まんま

地物のワラサ(稚鰤)刺身を注文。脂が乗っていて、脂に甘みがあって舌の上でとろける。これは旨い。このワラサ(メジロ)は、早川小田原漁港に上がった中で今日一番でかかった奴。7.3kgくらいある。しかも雄なので脂が乗っている。雌だと産卵やら何やかやで、どうしても脂がそっちに取られてしまうとの事。景気の話。この間、アルバイトを募集してみた。若い人を想定していたが、最近は年配の人の応募が異常に多い。

ここの店の店長っぽい人は、石野卓球顔。ワラサの刺身が異常に旨かったので、カマ焼きも頼んでみる。このワラサ、鎌もでかいので焼くのに時間がかかります、との事。カマ焼きが出てきた。でかい! もはやワラサというよりブリだ。肉もたっぷりで食べ応えがあった。幸せ。

画像:Young Yellowtail Sashimi, Odawara, Kanagawa, Japan / Sep. 20 2009