Summer Sonic 2009 2日目 前編

Hello, Tokyo !!!

だから千葉だって。

Little Boots

Moogを使ったサウンドは悪くないが、曲メロがBritney Spearsみたいで苦手。『New in Town』辺りの曲は好みなんだが、ステージの途中から来てステージ途中で抜けたので、この曲を演奏したかどうか覚えていない。顔は彫りが深くて美人そうだが、意外と寸胴に見える。

Birdy Nam Nam

4人でMacBookターンテーブルを操作。ブリープ音の使い方とか音の傾向自体は好みなんだが、アレンジにせよ曲の構成にせよ、どうも今ひとつひねりが足りない。盛り上がりそうで盛り上がりきらない。

Metronomy

首から白いオブジェを下げている。ヘッドホンかな、と思ったら、ビートに合わせて光が点滅するだけのオブジェ。Oscar Cash(key.、Sax.)がフットペダルを踏むと光るみたいだ。例えて言ってみると、Talking Heads meets Gary Numan featuring Pixies produced by Eno、というのもちょっと違う。特殊な領域を攻め尽くした曲想とアレンジで、なぜか異常に完成度が高い。なかなか良かった。

左斜め上をぼーっと眺めるポーズ。Oscarのカクカクダンスが楽しい。

The Ting Tings

8分位遅れて始まる。しかも1曲目、Jules De Martinoがキーボードから始めて、ギターを持って、最後にドラムを叩き始めるまで前奏が長過ぎ。Tom Tom Clubが始まるまで時間が無いのに(こちらの事情)。『Great DJ』『That's not my name』とかは良かったが、モッシュしたがる奴らが何人かいてむかつく。もっと観たかったが、スケジュールがかぶっているのでしぶしぶ移動。

Tom Tom Club

Tina Weymouthのベースの音がもこもこしていて、鳴ってはいるみたいだけどメロディーが全く聴こえない。パーカッションのメンバーがキーボードを兼ねていて、同時に演奏出来ないのでアンサンブルに深みが出ない。ほとんどChris Frantzのドラムのみで、後はギターが少々。彼のドラムは非常に正確だがフレーズが単調で、『Genius of Love』ですら演奏が平板すぎて、聴いていて辛い。Chrisのtoastingの様なナレーションの様なものがとてもいい。

MCでCBGBがどうのこうの言っていた辺りから、ちょっと凝ったドラムパターンになったり、コーラスも多用したりして演奏も良くなってきた。でもテンションが下がったままなので移動。