内房ふれあいの旅

Daily Portal Zで見たカピバラの記事がヤバい。長崎バイオパークはちょっと遠い気がするので、関東のカピバラスポットを調べてみた。カピバラに「触る」「餌をやる」どちらも可能なのは、市原ぞうの国。JR内房線五井駅で降りて、小湊鐵道に乗り換え。

えらく古いディーゼル車両で、シートや内装がとても懐かしい。車掌さんは50歳前後の女性で、制服はミニスカート。脚線美に自信が無いと着れない、妙にハードル高そうな制服だが、車掌さんは足がきれいだ。五井→高滝の往復運賃と「ぞうの国」入園料がセットになった割引乗車券、2,660円。

市原ぞうの国

高滝から無料送迎バス。入口ではバケツに入った餌を売っているが、後で買う事にする。500円。お金を下ろすのを忘れたので、所持金が危ない。プレーリードッグが、その辺の斜面に普通に巣穴を作って棲んでいる。巣の周りはロープで囲ってあるものの、ロープの外にも巣穴がある。キリン、エミューマーラ、象、ダチョウ、鹿、ラクダ、ラマ、ヤギ、どれにも餌をやる事が出来る。

象といえばタイ。象の飼育と調教は、象の扱いに長けたタイ人従業員が行っている。昼ご飯はカレー。レストランにはタイのシンハー・ビールやビア・チャーンがあった。所持金1,500円なのに、ついうっかりビールを頼んでしまった。クレジットカードなんてものはここでは通用しない。餌が買えない。気を取り直してカピバラのエリアへ。

カピバラ

カピバラ、1m位あって超でかいけどかわいい。ここのエリアには2匹いて、片方(メス)は撫でられても全然平気。ずっと撫でていたら唐突に地面に寝そべりだした。お腹をこっちに向けた状態で、目を閉じてヘブン顔。余りにも無防備なのでお腹をさするのは気が引けるから背中の方に回ってみた。するといきなり怒って起き上がり、またお腹をこっちに見せて寝そべり直した。

要は、「お腹をさすれ」と。

お腹をさすりながら、足の肉球とか触ってみる。毛は剛毛。

レッサーパンダ

檻の方に寄ってきて、時々檻の格子を舐める。客がキャベツをあげたりしてみるが、全然食べようとしない。1人だけバナナをあげた客がいて、この人が正解。レッサーパンダは喜んでバナナを食べて、食べ終わった後も檻の格子に付いたバナナを舐めている。

市原ぞうの国、最強。今度来るときは、5,000円くらいお金を下ろして来よう。

画像:A lying capybara, Ichihara Elephant Kingdom, Chiba, Japan / Aug. 23 2008