Summer Sonic 2008 東京 8/9 その3
外は曇りで涼しい。Marine Stageでのんびりする事にする。
Panic at the Disco
- 曲の構成は、起承転結がちゃんとある。
- ツボというツボを外しまくった中途半端なメロディ。
- 色んなジャンルの要素を全て未消化のまま、絶妙にツボを外しまくるアレンジ。
- 中途半端なハーモニー。演奏は巧いんだろうと思うが、良く分からない。
調子はずれでは無いし不協和音でも無いのに、曲になっていない。「中途半端」というジャンルでは、ぶっちぎりで無敵の世界最高峰。カントリーフォークの短い曲を1曲演奏したが、唯一この曲だけは、メロディもアレンジもハーモニーもちゃんと曲になってた!(感涙)
『これはどういう人が聴くんだろう?』
「ツボを外されるのがたまらない、というピンポイントのマニアがたくさんいるのでは」
『いねーよ』
そんな、吉田ヒロのギャグ100連発マニアみたいな奴。移動するのが面倒くさいので耐える。
The Verve
登場時『Drugs Don't Work』が流れる。ストリングスがやばい。60年代サイケマニア垂涎もの。これはドラッグ無しには聴けない(?)。曲が始まる。Panic at the Discoと違って、ちゃんとした曲だー! ちゃんとした曲というだけで感動。
ギターがいいねえ。『Drugs Don't Work』も演奏。演奏途中で間違えて止まる。「も一回最初からやっていいかね?」是非お願いします。この2回目の演奏が、非常にテンション高くて良かった。Nick McCabeのギターがとてもいいので、『Bitter Sweet Symphony』ももう少しギターを活かしたアレンジだといいのに。いい曲、いい演奏だった。大満足。
The Prodigy
移動するのが面倒なのでのんびり聴いているつもりだったが、こりゃ駄目だ。『Charly(Alley Cat Mix)』『Everybody in the place』の頃の、ちょっと抜けた感じが好きだったんだけどな〜。馬鹿っぽいのは好きなんだけど、頭悪そうなのは勘弁。おかげで早く帰れる。