かいどうをゆく その６
来島海峡大橋→今治
来島海峡大橋まで来た。3つの吊り橋を繋げた巨大な橋で、全長4.1kmと異様に長い。海面から橋桁までの高さは満潮時で65mあって、小武志島、馬島の上空を橋が通る。橋というより空だ。遥か下に島が見える凄い眺め。飛行機からしか見えないはずの景色を静止したまま見ているのが不思議。それにしても漕いでいて余り楽にならない、と思ったら登りの勾配だった。
もう少し待って夕日を楽しむべきかかなり悩んだが、そのまま進んで16:54位にサンライズ糸山到着。道に迷ったり寄り道したりだったが、営業時間にぎりぎり間に合った。しかし、登りがきつくて今回かなり腰にきた。さて自転車を返却返却。「今治まで乗って行かれますか」。レンタサイクルのパンフレットでは一言も触れられていないが、自転車は今治市役所やJR今治駅駐輪場でも返却可能で、しかも22:00まで営業*1。
今治市街も登りの勾配が微妙にきつい。松山銘菓タルトの店、「一六タルト」。
するってえと何かい。
今治駅
きらめいて海峡（うみ） かがやいて橋 今治
今治駅に到着。今治といえば焼き鳥。でも駅前には焼き鳥屋どころか、店自体が非常に少ない。市役所脇の「鳥林」。鳥バラを注文すると肉を鉄板で焼き出した。串が付いていない肉片を鉄板で焼いて、上からプレートで押さえつける。鉄板焼きだ。串の付いた鳥ネギも鉄板で焼いている。せんざんきを注文。骨付きの唐揚げで、塩胡椒とコンソメの下味が付いている。唐揚げなので、当然串は付いてない。
この店人気No.1の「皮」は、鳥バラと同じ触感でかつ鳥バラの旨味を濃縮した味。しかしダントツに気に入ったのは肝。焼け具合が絶妙で、肝の苦みが肉の旨味にプラスに作用してビールに良く合う。人気メニューTop.5に入っていないのは不思議。
画像：Komushi-jima (?) from Kurushima-Kaikyo Bridge, Ehime, Japan / Mar. 21 2008
