へへへ へへへへへ その9

軽く雨。アウガ地下、新鮮市場の「めんショップすゞき」で、十三湖しじみラーメン。天気予報では15時位から晴れるので、青森市内でしばらく待機。市営バスの昭和大仏方面行き。かなり雨。そろそろ晴れてくると読んで我慢していたら、ずぶ濡れ。

棟方志功記念館

企画展「詩歌を背景に」。川上澄生の影響下にある、と云われる処女版画集「星座の花嫁」が面白い。ハイカラな絵柄、グラデーションの効いた多色刷りで、バランスがいい。「竹内俊吉句板頌」は、当時の青森県知事・竹内俊吉の句もいいし、何のかんの言って多色刷りでバランスの良い版画が一番楽しめる。白黒だけど「雨ニモ負ケズ版画柵」もこれまたいい。

棟方志功のドキュメンタリー番組。凧絵とねぶたの絵師から最初に絵を習ったらしい。ヘタクソな鼻歌でベートーベン第九を歌いながら、すごい勢いで絵を描いていく。ボブ・ロスの3倍くらい仕事が速い。鼻歌を歌いつつ凧絵。大胆な構図で切り込む。凧絵とねぶたにルーツがある、というのは意外だったが納得。このドキュメンタリーはDVDで販売されているが、DVD1枚なのに美術品価格21,000円。ごめん。無理。買えない。記念館の中庭がいい感じ。雨が止みそう。

弘前

特急つがる弘前へ。雨が上がって明るくなってきた。弘前駅の観光案内所でレンタサイクル。津軽料理処大和家。店内に見事な扇ねぷた。「けの汁*1」と「貝味噌焼き」。ここの貝味噌焼きは、昨日の「いず味」と違って味噌が強い田舎風味。そもそもこの料理はこういう味なんだろう。

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画像:JR Hirosaki Station, Hirosaki, Aomori, Japan / Oct. 08 2007

*1:けのしる