神奈川古墳散歩

6/8のタモリ倶楽部は、田園調布にある多摩川台古墳群を紹介。個人邸宅の敷地内にある浅間様古墳では、ご一行様が玄室の中に入っていた。古墳といえば飛鳥かなーと思っていたら、週末に本屋でこんな本を発見。

「関東古墳散歩 - エリア別徹底ガイド」(彩流社)2004/06/25発行

関東各県にも、数千〜1万以上の古墳があった様だ。現在は開発で崩されてしまっているものも多い。群馬、栃木、埼玉、茨城には石室内部を見る事が出来る古墳もかなりの数あるが、東京の場合は三鷹市大沢の第八号横穴墓くらいか。世田谷の等々力三号横穴墓も見えそうな見えなさそうな。

神奈川県で石室内部を見たい場合、川崎市の加瀬古墳群3号墳、大磯町の釜口古墳あたりに行くしか無い様だ。新川崎駅から歩いて15分の夢見ヶ崎動物公園へ。夢見ヶ崎という地名は太田道灌の故事にまつわる。築城を計画している時に夢を見て、夢の中で白鷲が兜をくわえて飛んで行ってしまった。これを不吉として築城を断念、この地は夢見ヶ崎と呼ばれる様になった。動物公園は、googleが運営している訳では無いが入場料無料。公園の敷地内と周辺に加瀬古墳群が。

白山古墳(消滅)、加瀬台7号古墳(第六天古墳、消滅)

白山古墳は全長87mの、神奈川を代表する前方後円墳だったが、開発で崩されてしまった。跡地から少々離れた慰霊塔前広場には、石碑と山モミジの木が配置されていて、白山古墳を原寸で形取っている。

第9号墳

全長35mの円墳。盛り上がった土地の上に小さな社が。

第3号墳

全長20mの円墳。売店の脇の辺りを降りて行く。見ても墳形は良く分からなかった。横穴式石室の入口が柵で覆われている。入り口に石があるのは分かるが、暗くて中の様子がさっぱり見えない。期待していたんだが残念。

第4号墳、第6号墳

4号墳は了源寺境内、6号墳は熊野神社境内にある。

第7号墳

どうやら7号墳の真上に、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)という神社が建てられている様だ。

動物公園

動物園としては小さいが、小さい割には充実している。レッサーパンダ二匹がキスをしている。メスがオスの口元をぺろぺろ舐める。メスがぺろぺろ舐めながら恍惚の表情。何かやばい。