緋色の研究

以前に友人(名古屋出身)がネットに書いた話。

  • 子供の頃、お盆のお祭りで額に「大」の字の朱色の判子を押された
  • 梅原猛によると、宮崎の潮嶽神社ではお宮参り*1で赤ん坊の額に「犬」と書く

「犬」?「大」?なにそれ?「」じゃないのか(違う)

今月住吉大社に行った時*2に、お宮参りの新生児の額に赤く「大」の文字が書いてあった。これの事なのか。ちょっと調べてみた。関西では男の子の額に「大」、女の子の額に「小」と書くらしい。もうちょっと調べてみた。元々は魔除けの為に「×」のしるしを付けていたのが、「大」や「犬」に転じた。額に文身(彩色)を施す事をアヤといい、生まれた子の額につける事をアヤツコという。

「子どもの中世史 」(吉川弘文館)2003/03/01発行

に詳しく載っている様だ。

画像:いこいの路, Lake Okutama, Tokyo, Japan / Nov. 18 2006

*1:初宮参り

*2:id:plank:20061103