終わり良くても 9/18、9/19

土曜日の日経新聞には、20頁ほどの別刷り「NIKKEIプラス1」がついてくる。9月10日付プラス1「何でもランキング」は、菓子業界関係者が選ぶ「おすすめの和菓子」十選。

1位:川端道喜(京都)「水仙粽」
2位:塩野(東京)「柚子饅頭」
3位:越乃雪本舗大和屋(新潟)「越乃雪」
3位:但馬屋老舗(大分)「荒城の月」
3位:村岡総本舗(佐賀)「切り羊羹」
6位:桜井甘精堂(長野)「純栗もなか」
7位:虎屋(東京)「夜の梅」
8位:越後屋若狭(東京)「水ようかん」
8位:彩雲堂(島根)「山川」
8位:生風庵(京都)「雪餅」

9/18(日)

赤坂「塩野」に出かけてみた。溜池山王から特許庁前交差点を抜けて우리銀行脇を通り、西の方 陽関を出ずれば故人無からん?虎ノ門?逆方向?げ、この地図、下が北だ。山王下の日枝神社方面へ。

柚子饅頭、売り切れ。上生菓子サイズの「栗蒸し羊羹」、きんとん(そぼろ菓子)もの、黄身時雨で出来た「月鈴子(げつれいし)」を買って移動中に食べる。どれを採ってもくどくない甘さで餡の舌溶けも良く、頂点を目指せる旨さ。なおさら柚子饅頭が食べたい。

9/19(日)

このあいだ谷中銀座の辺りがいい感じだったので*1、夕方は散歩の達人を買って日暮里に向かう。でも「日暮里・根岸・入谷」特集では谷中はスコープ外だった。ZAKUROを過ぎて武藤書店。テレビが取材中。店には張り紙がいっぱい貼ってある。「いけてない女は滅亡しろ」「美男美女以外は立ち読み禁止」「坊主頭は歓迎」(うろ覚え)。坊主頭のいけてない女性は一体どうなってしまうのでしょうか。商店街のざくろカフェでバジルシード・ジュース。バジルの種のつぶつぶにゅるにゅる感が。ジュースは、バラ水にライムジュース少々と砂糖を加えていて、味自体はほとんどバラ水らしい。

今ではNHK教育の「日本語であそぼ」で鬱陶しいほど出てくる「恐れ入谷の鬼子母神*2という言葉は、團伊玖磨の「パイプのけむり」で知った。行った事が無いので入谷まで歩いてみた。日暮里から鴬谷を抜けて入谷へ。うぐいすだにのきたぐちにほてるがいっぱいあって、まだあかるいのにすりむなおばあさんがいっぱいたってました。とてもこわかったです。眞源寺の鬼子母神にお参り。子宝に恵まれますように。

英語の先生(三代目)が日本に戻って来たので、ベルギー土産のMaryのプラリネを持参。BeringerのCabernet Sauvignon, Napa Valley(2000年)を出してくれたので、ワインを肴にチョコレート。改めてMaryの破壊力に打ちのめされる。クリーム入りのプラリネとか。ワインもすごい。

ついでに韓国料理「ソナム*3」の恵比寿店。混雑していたけど座れた。プルコギのタレが絶品。「出来立て混ぜキムチ」は注文してから作り始めるらしい。切ったばかりの白菜がしゃきしゃきしておいしい。ウルテもセンマイ刺しもヨーロッパ人に好評。センマイは向こうでもスープに入れる様だ。ソナムは噂以上においしい。三連休の締めくくりに丁度良かった。最後良ければ・・・翌日(今日)調子が悪かった。

*1:id:plank:20050910 参照

*2:蜀山人狂歌が由来とは知らなかった。「どうで有馬の水天宮、志やれの内のお祖師様」

*3:松:소나무