お屠蘇

以前の正月に、たまたま仏壇にお供えしていた佐賀県唐津市の地酒、太閤(値段的に考えるとおそらく大吟醸)でお屠蘇を作ったら恐ろしく旨かったので、それ以来お屠蘇は旨いものという認識になった。親も良く分からないまま「太閤みたいなお酒ありますか」とか尋ねて酒屋も分からないので浦霞とかでお屠蘇を作っていたらしい。道理で旨いと思った。今年のお酒は一任されてしまったので数日前、東武に行った。

一ノ蔵のキャンペーンをやっていたので、お屠蘇とは関係なく尋ねる。『濁りってまだありますか?』「売り切れてしまいました」発泡清酒の「すず音」を試飲。シャンパンの代わりに使えそうで美味しいが、300mlで735円すると、値段的にはスペインのお得なスパークリング・ワインなら倍の量買えてしまう。

一ノ蔵キャンペーン最終日だったのでサービスで色々試飲させてもらった。「無農薬米仕込み 特別純米酒」後からアルコール度の高いえぐみが多少来る。「本醸造辛口」辛口目で味もこなれているが、深みがもう少し欲しい。「大吟醸」パーフェクト。一通り呑ませてもらったので断れなくなった。大吟醸の720ml(4合)があれば即買っているのだが、悩む。

お屠蘇にした時のマジックを期待して無農薬純米酒にする。贅沢な。さて今度の正月はどんな案配でしょうか。