Faust with Marble Sheep at 六本木 SuperDeluxe

この目の前にあるコンクリートミキサーはなんだ。ステージには、

Jean-Hervé Péronがチェーンソーを持って登場、ドラム缶や床をガリガリ。Werner "Zappi" Diermaierが、鉄板に電動グラインダー*1をかけて火花が飛ぶ。Marble Sheepのメンバーも全員参加。床にシンバルを置いて叩いたり、ぬいぐるみが出てきてドラムを叩いたり。重くゆるい感じのサイケ。Zappiがのそっと出てきて、床のシンバルを持ち上げて下に叩き付けると曲終了。

Jean-Hervéはチェーンソーで暴れつつも、配線を切ってしまわないか結構気にしていた。Zappiのタメの効いた跳ねるドラミングがしびれる。2曲演奏した所で15分のビール休憩。曲のdirectionは全てJean-Hervéが行っている様だ。今日は3部構成のステージで、3部ともMarble Sheepを含めた全メンバーが参加している。FaustのDVD「trial and error」購入。第2部は、長めの1曲で終了。Thank youと言いながらマイクにブラシをかけたり。

ビール休憩。今回はNick Cave & the Bad Seedsのメンバー、James Johnstonが参加しているのだが、服装で分かった。開襟シャツと髪型が、もう何というかNick Caveだ。Bad Seedsのメンバーは校則で制服と髪型が決まっているんだろうか。

第3部は、数週間前に亡くなった「しばたたいぞう(?)」の為の追悼インプロビゼーション『19』でスタート。メンバーが一人づつ芸を。Marble Sheepの人が、ビール瓶を口で吹いて「ぼー」と鳴らした後、ビールを少し飲んで音程を下げてまた吹く。2曲目。コンクリートミキサーのエンジンをかけて演奏スタート。お、これは『It's a rainy day, Sunshine girl』!。もうなんか伸び伸び演奏している。Jean-Hervéなんか、もうにこにこしながら演奏。客も一緒に歌う。

アンコールは『Krautrock』。コンクリートミキサーにギターを突っ込んだ。20:45には終了。15分休憩が2回あったから、賞味70分の演奏だった。短かったけど楽しかったので、明日のチケットもつい予約を。

画像:music instruments, Super Deluxe, Roppongi, Tokyo, Japan / Sep. 07 2008

*1:電動サンダー