Summer Sonic 2008 東京 8/10 その3

Justice

十字架が置いてある。血のりみどろ(ヴァーチャル血みどろ)のパフォーマンスとか当然やるよね、と思っていたらEL&Pみたいなの出てきた。デニムのジャケットとか、お前はKeith Emersonか!(ハリウッドザコシショウ風に)。曲は最低。単調な2拍子に、感傷的なサンプリング。つまらん。聴く気ゼロ。ちゃんとしたエレボディが聴きたい。呑みながらDevoを待つ事にする。

今年はハイネケンがスポンサーから外れて、ビールはコロナビールしか無い。Justice、なかなか終わらないのでSmirnoffも呑む。Justice、長い。

Devo

なんか知らないお爺さんがいっぱい出てきてDevoのカバーを始めた。本人や、っつーねん。赤のDevo帽「Energy Dome」に黄色のつなぎ。『That's Good』*1。Markの声には張りがあって、とても58歳とは思えん。声量もたっぷり。演奏も骨太でキレがある。音だけ聴いていると、現在第一線級の30代若手バンドだ。言い過ぎた。

『Whip it!』の最中、Devo帽を客席に投げる。『Satisfaction』。『Uncontrollable Urge』では、4人密集してぴょんぴょん。素晴らしいステージで、最後まで聴いていたいが『Jocko Homo』のAre we not men? 中に会場を出る。Markが持っていたボンボンは、Polysicsから借りてきたんだろう。

The Jesus and Mary Chain

以前「Psychocandy」をちらっと聴いた時にあんまりピンと来なかったまま、ついSonic Stageに来てしまったが、今日初めてJesus and Mary Chainの良さが分かった(遅い)。ずるずる引きずるベースに、とろけるギターノイズ。『Snakedriver』『Head On』など*2。曲が終わるとJim Reedがぼそっと「Thanks a lot」。フィードバックノイズは、常にハウリングと隣り合わせ。

演奏は満足だったのだが、ドラムの音量がでかすぎてバスドラの一音一音がこめかみに響く。ず、頭痛が・・・。最後の2曲くらいは少し頭痛が治まってきた。話によると、ハイテンションだったドラムがその頃からへたってきたらしい。自分はドラムのへたりセンサとして優秀な事が分かった。

*1:翌日のPolysicsとのジョイントコンサート at 渋谷AXと同じ曲順っぽい。
http://nagina.blog4.fc2.com/blog-entry-543.html

*2:セットリスト
http://blog.noiz.net/cgi-bin/php-cgiwrap/noiz/blog//index.php?e=253