ヴェニスの商人

2008/01/04付の日経新聞朝刊文化欄は、

雄物川町光頭会世話人、藤原広『光る頭で明るい年を』

人類はサルから進化した。進化の過程で毛が薄くなった。
"ハゲ"は最も進化した人類である

全国の光頭会、ハゲます会が集う「全国ひかりサミット」を企画するなど、活発な活動を行っている。雄物川町光頭会のメンバーは全員四股名を持っていて、「光頭相撲」「吸盤綱引き」の競技を行い、番付を決定する。毎年1月に番付編成会議が開催されており、今年の編成会議は1月26日。

光頭相撲

はげ頭の「色、つや、形、そして品格」を、行司がペンライトと虫眼鏡で比較。

吸盤綱引き

ひもの両端に吸盤が付いていて、対戦する二人がはげ頭に吸盤を付けて引っ張り合う。

吸盤を付けた個所はたちまちうっ血し、紫に変色する。勝負後も変色は残り、その個所だけ黒く光り続ける。

吸盤強すぎ。現在、東の横綱を張っているのは「光柳」(本名:三浦六右エ門)。

「光柳」は、過去六回その座を射止めた強豪。外出時には紫外線でシミが出るのを防ぐため、必ず帽子をかぶるという。やはり一流のアスリートは、日ごろの心がけが違う。

画像:株式会社ワールド「スーパー万太郎」靴下