ウィキウィキ・ウェイク・ミー・アップ
いつの間にか仕事にemailは必需品になった。でも最近メールの数が多すぎて、正直なかなか目が届かない案件もある。いや、意外に多い。いや、たくさん。しばらく見ていなかった案件をたまにフォローしようと思ったら、
- どのメールを読めばいいのか
どのメールが該当の案件なのか分からない。 - 何通読めば話について行けるのか
議論が紆余曲折して内容が混沌としている。結論が分からない。 - どの資料が正しいのか
重要なファイルがどんどんアップデートされていて、どれが最新かわからない。
メールの自動振り分けや、メールソフトのスレッド表示機能は多少役立ってはいるが、いまいち。少しだけ楽になっても、自分の処理能力を超えている状況は変わらない。せめて、もうちょっとどうにかまとめてもらえないもんだろうか。多分、自分が欲しいのはグループウェアなんだろうなと思う。
- 案件の状況をwikiみたいにみんなで修正
→常に最新の状況、最新の見解 - 最新のファイルをすぐに見る事が出来る
- 他社とのやりとりでも使いたい
Groove*1とか試したかったけど、職場も得意先もみんなやっていなければ意味無い。それなら
するシステムがあればハッピーになれる(俺が)と思った。
- 新規の案件をメールすると、受信側でwikiページを作成
- 誰かがwikiページを編集すると、編集した内容がメールで流れる
- グループウェアのサーバを立てなくていいので得意先も使える
- 情報の流し先は、メールの宛先で自在に調整出来る
なんて幸せなんだ。特許を書こうと思ったら、NECが同様の発想で出願していた*2。くそー、悔しいけど、いい特許だ(自画自賛80%)。
画像:the Royal Platform, Harajuku, Tokyo / Jan. 12 2006
*1:http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/05groove/groove01.html 参照
*2:特開2006-244423 公開日:2006年9月14日
「コミュニティ管理システム、メールサーバ、コミュニティ管理装置、コミュニティ管理方法およびプログラム」