Broadcast「Tender Buttons」
Broadcast『papercuts』*1のビデオは
V.A.「WarpVision The videos 1989-2004」(2004 warp / Beat)
にも収録されているが、60年代サイケどっぷりでお気に入り。
Portisheadのdubの要素をサイケで「すべて置換」して「別名で保存」。秘孔を突かれてCDを買うのを忘れていたら新譜が出ていた。3枚目のアルバム。こんなに声低かったっけ?
Broadcast「Tender Buttons」(2005 warp / Beat)
vocal*2の声がNico並みに低い。音も以前の印象と全く違う。
- 音数はSilicon Teens並み
- stereolabとはちょっと違うのだが、かなり彷彿させたり
- 4ADの初期His name is aliveとか、Too PureのPramとか
- そのあたりを自乗してπで割ってlog xを積分した様な何か
これまた秘孔を突く音楽。ビープ感あふれる電子音と良く歌うギター。メンバーが5人からどんどん抜けて2人になってしまったのもあって、バンド色は薄れている。音の分離感はそれなりにあるものの、偏ったバランスでデモテープ感が残ってしまっている。そこがまたツボを刺激するのだが。
*1:1st album「The noise made by people」(2000 warp)に収録
*2:Trish Keenan