頭では分かっていても

USB接続のポータブルハードディスクが意外に安くなっていた。ヨドバシカメラで40GBが11,800円*1。HDDの価格下落は最近下げ止まっている、とばかり思っていたけどそうでもなかったみたいだ。20GBのものは余り需要が無くなってきた様で、40GBの方が安い。物欲を強烈にそそるが、USB2.0のみに対応というのがひっかかる。

昔の言い伝えによれば、

  • USB接続はHost側のCPUが処理の大半を行うのでCPUパワーを喰う。
  • SCSIはコントローラ側で処理を行うのでCPUに負担をかけない。
  • IEEE1394i.LINK, FireWire)はSCSIの流れを汲むのでCPUに負担をかけない。

最近のCPUは処理能力が充分高いのでUSB2.0のみでも全く動作に支障がない、というのは頭では分かっていても、心の奥底では3000〜4000円高IEEE1394対応の方を求めてしまう。これは何だろう?

  • PCを買うと、真っ先に要らないソフトをアンインストールする心理
  • 志村けんがコントの時、小型マイクを胸に付ける事に未だにこだわる心理
  • 中学校の化学実験で、自分の班の試薬を前に取りに行く時に、薬包紙に試薬を必要以上に大量に取りたくなる心理
  • 携帯電話で折り畳み式がまだ流行ってなかった頃に、ストレートタイプの携帯だとマイクが口から遠いので、心理的に大きな声で話してしまう心理

最後のが一番近いかな〜

画像:Nago city hall by TeamZOO*2, Nago, Okinawa, Japan / May 6 2005

*1:ロジテックのLHD-PBC40U2

*2:象設計集団