平成の信長

去年、本屋さんで堀江敏幸という作家の本を見かけて『ライブドアの社長って小説も書くんだ、堤清二みたいだ』と尊敬していた暗い過去を告白します。本物の堀江貴文社長の方は、何か中高生に人気らしい。派手な立ち回りが痛快なのか。

「平成の信長」と評する声もあるけど、どうも昭和の兜町に巣食う相場師とかそっち系のオーラが。「平成の佐藤和三郎(良く知らない)」近辺。しかし、どうなんでしょ?

  • 新株予約権発行 これはちょっとひどい。ライブドアの方に分がある。
  • 立ち会い外取引での株大量取得
    ライブドアに非は無いとは思うけど、これをやっておいて、後から提携したいとか対話とか急に言われても。制度にも問題。
  • 放送とインターネットの融合
    放送局のインフラを使わなくても、インターネットを使ってデモのシステムやストリーミングを使ったサービスはいつでも作れると思うのだが。視聴者のニーズを素早くフィードバックするという辺りになってくると、テレビ局うんぬんというよりも、むしろ広告代理店をやりたいのかも。
  • 村上ファンドの持ち株比率3% いつの間に。これもひどい話だ。
  • 焦土作戦 ポニーキャニオン以前に、フジテレビを子会社化出来ないと苦しい。

最近テレビを余り見ないので、個人的にフジテレビに左右される訳では無いけれど。ウゴウゴルーガの女の子も今年20歳になったんだなーと。

画像:談話室滝沢, Shinjuku, Tokyo, Japan / Mar. 13 2005