music of our age

昨日テレビを点けたら、ポップジャムが始まる所。チャンネルを変え...
テロップに『83歳のラッパー』
えっ、それって坂上弘

結局観てしまった。やはり坂上弘だった。何と坂上弘に取材している!動く坂上弘を観るのは始めて。その昔、西新宿の¿Los Apson?でカセットを購入。

坂上弘「交通地獄 / 恋しのアンジェラ」(1995 坂上弘音楽事務所 / 製造:ポリグラム

『交通地獄』は「イントロ」「地獄の場面」「病院の場面」「クラブの場面」「エンディング」の構成から成る一大叙事詩甲州街道をバイクで走っていてトラックと接触事故。慰謝料に3000万入ったので、兼ねてからの夢だったキャバレーに通い、リンダちゃんに入れあげて財産を擦ってしまう。この自分の身の上をメロディで歌おうとして、メロディにならない何か別の物になってしまっている。バックの演奏もヤケクソで不協和音の絶望的なハーモニー。最初聴いた時に脂汗が。

『恋しのアンジェラ』は今度はちゃんとメロディになっているラブソング。「海を越えて」「飛んで行きたい」「空遠く羽田を出発て飛んで行きし」

今度はフィリピン・パブか!

幻の名盤解放同盟関係のイベントに出演したとかの噂は聞いていたのだが、ポップジャムでその映像が流れた。何かちょっとうまくなってる... インタビューでも「キャバレーはいい所ですよ」この人懲りてない...